2022/09/16
インボイス制度(適格請求書等保存方式)の開始1年前になりました
インボイス制度への対策はお決まりでしょうか?
最近、2023年10月から開始となる「インボイス制度(適格請求書等保存方式)」の話題が徐々に増えてきました。
2023年10月から消費税の「仕入税額控除」を受けるためには「適格請求書」が必要となりますが、この「適格請求書」を発行するには「インボイス発行事業者登録」をする必要があります。
「インボイス事業者登録」をすると「登録番号」が発行されます。その「登録番号」を請求書(適格請求書)へ記載しなければなりません。そのために請求書のひな型の修正が必要となります。
またインボイス制度に沿った消費税計算をするために、各得意先への消費税計算方法を見直したり、変更した場合は各得意先への通知、パソコンのソフトウェアなどを使用して請求書の発行を行っている方はソフトウェアの対応を確認するなどすることがたくさんあります。
まだ1年ありますが、もう1年しかないとも言えます。
早めの対策で余裕を持って1年後を迎えたいものです。
【インボイス制度で考えなければいけないこと】
・「インボイス事業者登録」をするのか、しないのか
・「インボイス事業者登録」をした後に発行される「登録者番号」の確認
・「登録者番号」の各得意先への周知
・各仕入先の「登録者番号」の確認
・自社発行請求書の対応(適格請求書への対応、消費税計算方法の見直し)
・経理帳簿への記載方法の確認
・レジシステムへの対応
など
(参考)国税庁 インボイス制度公表サイト
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/invoice.htm